2013年2月5日火曜日

捨てられていた水晶は今では宝物


じゃーん。みなさんこんにちは。

最近自分の手元に紹介できる石がなくなってきちゃって・・・
実は全ての石は実家に保管されているので、今日は実家の石を取り上げて行きたいと思います。

といってもちゃんとした写真がないのですが、ご勘弁を。


今日はこのなんかデッカイ水晶のエピソードを紹介していきたいと思います。


まず写真に写っているのはブラジル水晶鉱山産(クリスタルバレーか?)の巨大水晶です。



コイツ・・・すごーいデカくて高さが約30㎝くらいあります。
重さも太さも半端ない、実家で一番デカい鉱物です。


しかしこれは実は買ったのではないのです。




実は・・・・




お父ちゃんが10年前に会社のゴミ箱から拾ってきた代物なのです。



お父ちゃんこれを家に持って帰ってくるのもびっくりなんだけど
もっとびっくりなのは、会社のゴミ箱に捨てられていたことでしょうね。。。。。



おい!こんな宝をすてないでよ!!!!



お父ちゃんの会社はもう某プリンタ会社に吸収されて跡形もないのですが
ずっと前は水晶を加工する関係の会社に勤めていたので

ときとして廃棄物扱いでこんな水晶が捨てられてることがあったそうです。


そのなかで一回だけこの良質な石を見つけたらしく私のお土産としてもってきてくれたのでした。



うーん今思えばこんな豪華なお土産って感じです、ゴミ扱いだからタダですけれども。
本当はゴミでも持ってきちゃいけないのですけども・・・・


捨てられる運命だった水晶は今では貴重なもの、ですね。
今こんなに大きいもの買ったりしたら何万もしてしまいますから・・・・


実は水晶というのは人の生活に欠かせない部品になっています。
クォーツ時計とかに入っている水晶振動子と言われるものです。

それを生成するのに外国から大量に水晶を輸入しているわけなんですが
不純物が少しでもあるとはぶかれてしまい、結果、破棄されていくんですね。


もったいないです。


今はパワーストーンブームで石の需要が大幅増ですし
そこから考えると、非常にもったいないですね。

不純物が入っているということは、
それはもしかすると貴重なインクルージョンを含む石かもしれないわけですから。


石も捨てられるよりは再利用で市場に出してほしいもんですね。



そして出来たら私のところに来てほしい(笑)

2013年1月22日火曜日

こっちのブログ、忘れてました・・・

大変申し訳ありません。



このブログの存在を、忘れていた・・・!!
しかもコメントを付けてくださった方までシカトしてしまっていたことを知りました。


ほんとうごめんなさい!!!土下座。


ううう・・・やたらめったら分類して増やすのもなんかだめですね。
どうにかして一つに統合したいような気もするんですが・・・

未だに記事が膨大にあって出来ておりませんです。

なのでこちらはぼちぼちゆっくり書いていくブログにします。
一番動いているブログはNAUSです・・・

日々の動向はこちらを見に来てください・・・

http://actnaus.blogspot.jp/


では、今日はひっさびさに石の紹介から一日を始めようと思います。
多分こいつは紹介していない石だったはずだ!!


初心に帰って、水晶のご紹介。

水晶と言っても世界各国で産出される一番ポピュラーな石でありながら
人をひきつけてやまない氷のような石。

化学組成はSio₂でテクトケイ酸塩鉱物です。

ケイ酸塩鉱物でも代表格の石です。

テクトケイ酸塩というのは、ケイ素と酸素が作る四面体が全ての頂点を
隣接する四面体と共有しており、三次元的に重合した鉱物です。




・・・・・つまり、安定的で結構つよい構造をもった鉱物だということです。




因みにモース硬度は5.5から6.5です。



上の写真の石は、ガネーシュヒマール産の水晶になります。

ガネーシュヒマールはネパールの北北西約80キロ、チベットの国境ちかくにある山です。

近くの村の人々だけが採掘を許可されていて、
最近新たに鉱脈が見つかったことで徐々に市場に出回ってくるようになったそうです。

この山ですが、標高が7110mもあるそうで
これを聞いただけでも
この写真の水晶がなんかすごいところから来たんだなということがうかがえますね。。。


実際持った感覚なんですが、
質感はブラジル産の水晶と比較してみるとガネーシュヒマール産の水晶のほうは
氷河の氷のような雰囲気をもってますね。

ブラジル産のものはつららのような美しさなんですが、雰囲気は別ものです。



これは加工されたブラジル産の六角柱水晶ポイントです。
こちらも好きな石なんですが、

いつもそばにおいて無意識に手に取ってしまうのは、ガネーシュヒマール産水晶でした。



この雰囲気、なんなんでしょう。



わたくし、「石の力」というものは各石がもってる「イメージ」自体がそれだと考えています。

とするとこのガネーシュヒマール水晶はただもんじゃないという結論。



材料となっている一個一個の石を数多く見ていますが、
ヒマラヤ系の水晶というのは
ヒマラヤという神聖な山に対する人々の敬意のイメージも石に付随されて

世界各国の市場に出回ってるんですね。

その神聖なイメージをもった石というのはやはり貴重で(数多くとれないというのもありますが)
一つくらいはもっていたいなと思うものです。


この石は確か、私がこっちに引っ越してきて二日目の岐阜行きのとき
岐阜駅内の石屋さんで見つけたものだったと思います。

昔から母親にいわせると私は「石に呼ばれてる」そうで
何か匂いでもあるのか、知らないうちに石屋にたどり着くという面白い性質をもってます。

この時も、
「この駅には石屋あるな」と半ば確信してて一階から三階まで石屋を捜索してたのでした。


最近も良い石と出会ったのでそっちもまずは写真撮影会して・・・
うまく写ったらのせて紹介してきたいです。